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更新日:2018.05.01

バラ見ごろに

今年の春になってから何度同じようなことを書いたでしょう。

暖かいので、開花が一気に進んでいます。

朝見たバラ園の風景と夕方見た風景とでは印象がまるで違います。

現在7分咲き。例年より1週間ほど早く見ごろになります。

GW後半はバラを満喫!

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早咲きの品種のチャールストン(上)やフリュイテ(下)をメインに撮っています。こちらは満開ですね。

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香りの強いバラ、フレグラントアプリコット(上)とイングリッシュローズのアブラハムダービー(下)。

ローズガーデンに来たら香りも楽しんでください。

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ローズガーデン内に植栽されている草花や樹木も花盛り。

園路沿いに植えられているサルビア ネモローサ カラドンナ(下)とバラとのコントラストが素敵。

バラは春と秋の2回見ごろがありますが、春にしか楽しめない原種系やオールドローズをご紹介します。

ローズガーデンへ入って右側へ進むとある展望台周辺~たいこ橋へと降りていく散策道入口に植えられています。

園路から芝生の中に入り、花の特徴や香りを楽しんでください。

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シャポー・ドゥ・ナポレオン(左)

この花の香りも素敵ですが、何といっても蕾がこのバラの特徴。

蕾が三角のような形をしていて、ナポレオンの帽子に似ているから、こんな名前がついているようです。

このバラを見ると、僕のおじいさんが帽子のことをシャッポと言っていたのを思い出します。

マダム・アルディ(右)

さわやかな香りに純白の花。

花形もきれいで、花の芯が緑色をしているのがこのバラの特徴です。

これをグリーンアイとよび、バラ好きの心を揺さぶる花です。

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ロサ・カニナ(左)

淡いピンクのシンプルな花で、ヨーロッパでは有名な野ばらです。

ビタミンCが豊富で美容に良いといわれているローズヒップティーには、主にこのバラの実が使われます。

ということで、秋には実が楽しめます。

ソレイユ・ドール(右)

「黄金の太陽」という名を持つ、バラ育種の歴史上とても重要なバラです。

オレンジ色でほぼ春にしか咲きませんが、このバラを基にして、やがて黄色の四季咲き性のバラができました。

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カーディナル・ドゥ・リシュリュー(左)

このシックな花色に、とげが少なく、比較的小スペースでも育てられることから、よく知られているオールドローズです。

ただ、香りが薄いのと病気に少し弱いのが残念。

バロン・ジロ・ドゥ・ラン(右)

赤紫色をした花びらは波打ち、先端が白くなる。そんな美しい大輪花に魅了される人も数知れず。

ダマスク系の香りも強く、ダンディなバラです。

でも、うどんこ病にすぐかかるのが玉にきず。

イケメンでも体が弱い、ほっとけないやつです。

世界中の人々を魅了し続けるバラ。

GW中に見ごろになる年はありませんでした。

この行楽シーズンにぜひ華やかなガーデンと香りをお楽しみください。

みなさまのご来園をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

パーク管理課 徳増

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