更新日:2018.03.21
花フェスタ開幕~温室見ごろの花~
「浜名湖花フェスタ2018」のオープニングセレモニーが催されましたが、あいにくの雨。
そして真冬の寒さ。
でも、そんな朝、開園の準備に追われているところ、ホーホケキョときれいな声が温室内に響きました。
温室内に迷い込んだウグイスが焦り立つスタッフを落ち着かせ、心を癒してくれました。
外は雨でも、心は晴れやか。いいスタートとなりました。
こんな日には温室でお過ごしください。
花フェスタスタートしてしばらく楽しめる温室内の見どころ紹介です。
初めの部屋、パティオとよばれる部屋です。
この時期、球根ベゴニアの花が一層大きく、立派な株になり、見ごたえがでてきました。
前回ブログの時点では未完成だったガーデンにお城が登場。
湖畔にそびえ立つ城には物語の主人公となるプリンセスがいるのかな?
バリガーデン入口手前にイースターをイメージした展示が登場。
ボックスに入って写真をどうぞ。
パティオを出て10歩ぐらい足を進めて右側にロウソクノキがあります。
3mぐらいの高さを見上げると、枝からロケット状の黄色みがかった実がついています。
まだ小さく、ロウソクとまではいきませんが、当園では植えてからようやく実がなったものです。
記念すべき実をぜひご覧ください。
ここからはバリガーデン内です。
わっ、出た。今年もエイリアンが。
アリストロキア トリカウダタの花です。
スタッフの中にはアリストロキアのクラゲとよんでいる者もいます。
ウマノスズクサ科の花は変わった形をしたものが多いですね。
バリガーデン入って左へ行くと水が流れている水の門のエリアに展示しています。
ヒスイカズラが咲いてきました。
まだまだ咲きはじめで、これが一番最初に咲いた花序です。これからが楽しみ。
ランが展示してあるところの上を見てください。まだ上の方にしか咲いていないので、お見逃しなきよう。
今年も無事に咲きました。今日のブラックアイリスの様子です。
黒いアヤメ、かっこいいっ!
数日前から咲いていて、1鉢展示していましたが、昨日ようやく展示スペースを設けることができました。
例年、ガーデンシアターのテーマ展示が完成してから、ブラックアイリスを展示するのですが、今年は寒い日が続いたので、心配でハウスの中に入れておいたら逆に早く咲いてしまいました。
ブラックアイリスはヨルダンの国花として現地で大切に保護されています。
ヨルダンは緯度でいうと、鹿児島の南、種子島といっしょぐらいですが、砂漠なので夜は0℃近くまで下がる日もあるそうです。なので、日本の冬といえど浜松ならほとんど屋外で平気ですが、さすがに今年の冬は心配になりまして・・・。
申し訳ありませんが、そんな裏事情でパンフレットに記載されている4月上旬でなく、3月下旬見ごろとなりました。
お早めにご覧ください。
お昼にはERIKOさんのライブが行われました。
自分が手掛けたガーデンに素敵な歌声が響き渡り、お客さまも満足している様子を見るのはうれしいものです。
花フェスタ期間中、屋外でのステージですが、さまざまな方の踊りや演奏が行われますので、そちらもお楽しみください。
スタッフ一同、自信をもってお届けする「花フェスタ2018」。
どうぞ、お楽しみください。
みなさまのご来園を心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増