更新日:2017.08.10

不思議な植物の世界

台風が過ぎ去ったと思えば、あっつい日が続き、そして来週はこの時期異例の雨続きの予報。

人間にとっても植物にとっても、調子がくるわされる今年の夏ですが、いっぱいいっぱい楽しみましょう。

いつでも元気いっぱい、そして好奇心旺盛な子どもたち向けて大温室内では「不思議な植物展」を開催しています。

世界にはいろいろな環境の下で生きている植物があり、それにともなって様々な生きる術を獲得しました。

それゆえ、学校の理科の授業で習ったような教科書通りにはいかない形態の植物たちがたくさんあります。

そんな変わった形をしている植物、何かに似ている植物たちを不思議植物展では紹介しています。

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その代表格で、子どもたちに人気の食虫植物。

詳しい説明は展示場にひょっこり座っている「知っ太郎くん」が書いた解説ラベルを見ていただくこととして、ここではどんな植物たちが展示されているかをさらっと紹介します。

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みなさんよくご存じのウツボカズラ

ツボが大きなものから小さなものまで、いろいろありますよ。

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左が大人気のハエトリグサ、右がサラセニア

ハエトリグサは動きがあるから人気だろうけど、個人的にはサラセニアが乱立している姿が格好よくて好きです。

ハエトリグサが閉じるところを見たいのはよ~く分かりますが、虫ではない(吸収できない)ものを入れられて閉じる、つまり「空打ち」は植物にとっては結構なダメージです。

ハエトリグサの葉の中に物を入れないようにお願いいたします。

他にはこんな食虫植物たちが展示されています。

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ここの他にも展示ゾーンがあります。

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カフェの壁にぶら下がってる、多肉植物とエアプランツで作ったクラゲが目印。

ここでも変わった形をした植物たちがたくさんいます。

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さて、何に見えるかな?

バリガーデンには

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ブラックキャット(タッカ シャントリエリ)を展示しています。

黒猫に見える?それともコウモリに見える?

英語ではバットフラワーとかデビルフラワーとかいうそうです。

ネコの顔というか、コウモリの羽というかに見える部分が苞(ほう)とよばれる部分で、飛び出てるのが花です。

変わった構造&姿をしてるので、遠くからも近くからも楽しめる花です。

大温室の入口には

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サギソウです。

サギソウとはよく言ったもんだと言うべきか、鳥が羽を広げたような形の花をよく咲かせるもんだと言うべきか。

心がスッとするきれいな形をしていますね。

日本の湿地に自生するランです。

と、他にもビックリするような、おもしろ植物をたくさん展示しています。

お子さまのお勉強に、大人も植物の知識アップに、また、何に見える?とご家族やカップルのコミュニケーションの題材に。

いろいろな植物たちを見て楽しんでください。

みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。

おまけ

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アガベ 雷神 の今日の様子です。

頭が下がってきてしまいました。残る花は先の方だけに。

見られるのはお盆まででしょうかね。お早めに。

大温室前の池で予定されていた「オオオニバスに乗ってみよう」はオオオニバスの成長が悪く、お盆休みの開催ができなくなりました。

楽しみにしていた方、本当に申し訳ありません。

パーク管理課 徳増

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