更新日:2017.07.20
温室の花 7/20
遠州地域では暑い日が続いています。
一方、地域によっては、これまでにない激しい気象環境が巻き起こす、驚きの映像が連日のように伝えられています。
我々は植物を守り、自然と共存していかなければなりません。
さて、今日も大温室クリスタルパレス内で咲いている花をご紹介します。
昨日の静岡新聞の朝刊に掲載されました、これ。
アガベ 雷神の花が咲きました。
1つの株が生まれて数十年後に一度咲き、枯れてしまう。これがアガベの一生。
この花を見ると幸せになれるとか何とか。
フラワーパークでは違う株が一昨年に咲いています。
その時は上をしっかりと向いて咲いていましたが、今年のはひょろひょろと伸び、花首が下に垂れ、金色のボールがついているかのように咲いています。
葉の表面を見ると稲妻のようにも見える模様があります。
う~ん、なんかパワーをもらった感じが。
メキシカンガーデンに入れば、正面に見えます。
そして、
オオハマボウの花が咲いています。
オオハマボウはユウナともよばれ、佳子内親王の御印でもあります。
ハート型の葉に優しいレモンイエローの花を咲かせ、沖縄では海岸の防風林として利用したり、樹皮の繊維をとって網にしたりと古くから人と深く関わりのある木です。
ボーダーガーデンとサンクンガーデンの間に植えられています。
その他には
バリガーデンではトーチジンジャーが1つ咲いています。
トーチのように燃え盛る真っ赤な花。
魚がいる池の裏、水が流れているところへ行く途中でみられます。
ヒゴロモコンロンカも咲いています。
遠くからでも目立つ、赤くべろ~んと垂れた萼(がく)が、何だこれは!と目を惹きます。
そんな姿がポインセチアにも似ているため、サマーポインセチアとして売られていることも。
メキシカンガーデンの入口手前に植えられています。
もうじき子どもたちは夏休み。
フラワーパークではさまざまなイベントが開催されます。
ご家族そろって夏のフラワーパークを楽しんでください。
何といっても無料ですから。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増