更新日:2017.07.12
温室の花 7/12
軽く雨が降って、日が差して、湿度ムンムンの暑い日でした。
そして、僕の肌は徐々にやけ、暗闇では存在が分からなくなってきています。
夏本番!大温室 クリスタルパレス内の樹木もいろいろと咲いてきました。
まずは
前回にも紹介したオオバナサルスベリ。
花がいっぱいに咲き誇り、ピンクの車輪のような花びらがヒラヒラと落ちています。
陽にあたり、鮮やかな黄色の花が透明感を帯びて降り注ぐかのようです。
ゴールデンシャワー(ナンバンサイカチ)です。
インド原産で、熱帯地方では街路樹に使われています。
今は木の上の方で咲いているので、木から少し離れたところから見上げると、素敵な金色のシャワーが見られます。
バリガーデン入口手前に植栽されています。
鮮やかな赤い穂が目を惹く、ワルシェウィッチア コッキネア ‘デビットオーヤン’です。
熱帯アメリカ原産で、トリニダード・トバゴの国花のようです。
赤いのは苞(ほう)とよばれる部分で、これから先、もう少し大きくなります。
バリガーデン内の水が流れている門の周辺に植えられています。
ヘリコニア ロストラータです。
毎年、これが咲くとブログで紹介して言っていますが、まさに熱帯色。
これから、オウムのくちばしのような花(正確にはこれも苞)が次々と連なっていきます。
もっと咲き進んでいる花があるんですが、僕の写真の技術力では暗くなりすぎちゃって・・・。
バリガーデン内 ラクササというバリの守り神の石像がある周りで咲いています。
屋外では
オオガハスが見頃です。
高貴な香り、そして透明感のある花に心が洗われます。
二千年前の泥炭層から発見されたタネから花を咲かせたのが古代ハスの1つ、オオガハスです。
すばらしいハスのタネの生命力。ビックリ植物の1つですね。
ハスは蓮根や仏教・・・いろいろと人に古くからかかわりのある植物です。
でも、花を愛でる機会はあまりないのでは?
ハスの花は朝開いて、昼前には閉じるか散ってしまいます。
お早目のご来園をオススメします。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増