更新日:2017.07.03
温室の花 7/3
月になれば暑くなるもんですね。
急激な日照りに人もですが、植物もヘロヘロで、あわてて夏越し対策を始めています。
加えて、台風がこちらに向かってきているようで、どれだけの影響があるか心配です。
本格的な暑さが始まるこの時期、温室内では様々な花が咲いています。
5月下旬に植え替えを行ったガーデンシアター内も植物が大きくなり、見ごたえが出てきました。
上の写真の花壇と花壇の間に植えられているのが
オオバナサルスベリです。
高さ6mぐらいの木なので、見上げないと素通りしてしまうかも。
この木の下にはピンクの花びらが落ちているので、気がついたら上を見上げてみてください。
インドや東南アジアなどの熱帯地域原産です。
日本でよく植えられているサルスベリと同じ仲間で、葉も花も大きいバージョンです。
タガログ語ではバナバとよばれ、この葉を煮出したバナバ茶が生活習慣病予防に利用されています。
つづいて
メディニラ マグニフィカです。
まさしくピンクのシャンデリア。
フィリピン原産で、熱帯地域の植物らしい変わった花の形をしています。
上部のピンクの葉みたいなのが苞(ほう)と呼ばれる部分で、その下にブドウ状についているのが花です。
花は順番に咲いていき、下についているつぼみが咲いて終わりなので、ほぼ1ヶ月ぐらいはこの状態でいてくれます。
バリガーデンへ入る手前で咲いています。
プルメリアです。
温室内にはこの赤色の他に、白や黄色っぽいのが植えられています。
香りがあり、ハワイではレイに使われる有名な花です。
この花が好きな女性って、結構多いですよね。
ヤエサンユウカです。
インド原産のサンユウカの園芸品種です。
こちらも香りが強い花ですが、残念ながら夜によく香るので、昼間は花に鼻を近づけないと香りがよくわかりません。
温室内カフェを過ぎてメキシカンガーデンに行く途中にあります。
まだまだ他にもハイビスカスやブーゲンビレアなど、様々な熱帯地方の花が咲いています。
そして、これからも違う花が咲いてきます。
7月から入園料がタダになりましたが、楽しめる花が無いから・・・というわけではありません。
この時期、ホントにお得です。
ぜひとも、この時期ならではのフラワーパークを満喫してください。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
パーク管理課 徳増