更新日:2017.06.08
ハナショウブ園が見ごろです。
東海地方も梅雨入りをして、いよいよ浜名湖花フェスタも残りわずかとなりました。
本日、6月8日はさっそく梅雨らしい天気となっております。
さて、この時期の花といえばハナショウブとアジサイです。
ハナショウブ園はアジサイより一足先に見ごろとなっております。
2015年や2016年はハナショウブの病害虫などの発生により生育が悪く、花も少なかったために、お客様のご期待に応えることができませんでした。
ハナショウブを担当している私は、そんな悔しい思いを胸に、「今年こそは!!」と1年間必死で管理してきました。
ハナショウブを襲う敵は数多く、様々な害虫や病気、モグラなど強敵ぞろいです。
昨年の秋にしっかりと肥料を施し、丈夫な株を作り、害虫や病気が出ないように消毒を行い、冬にはハナショウブの根元を掘り起こしてしまうモグラの対策を行いました。
さらには病気に弱い品種を強い品種に入れ替えて、花がまばらに咲くことがないようにしました。
そのほかにも花後の株分けや、年間を通した除草作業など、大変な労力がかかってるのです。
6月8日(木)のハナショウブ園の様子と一部の品種を写真に載せますので参考までにご覧ください。
6月8日(木)現在の様子です。
「有馬川」という品種で当園では一番背が高い品種です。
全体的に白色ですが、内花被と呼ばれる中心の花弁が立っている部分にうっすらと紫色が入り上品な色合いです。
「青水晶」という品種です。
とてもさわやかな青色をしていて、性質も強く、見ているとすがすがしい気分になれそうです。
「新朝日の雪」という品種のハナショウブです。
豪華な巨大輪ですが、雨に濡れると花が重くて下に垂れてしまいます。
10日(土)はハナショウブ園で琴演奏も行われます。
どうぞ皆さま、お誘いあわせのうえ、はままつフラワーパークへお越しください。
フラワーパークのスタッフ一同と、720品種100万本のハナショウブが、
心より皆様のお越しをお待ちいたしております。
パーク管理課 河合