更新日:2017.02.04
直虎展示
本日、大温室クリスタルパレス内 カフェ横に特別展示された「井伊直虎展示」のお披露目セレモニーがありました。
向かって右側には井伊家の幕の紋「井桁」を、向かって左側には井伊家の家紋「橘」を、多肉植物で描きました。
その右側にはタチバナの木を展示してあります。
タチバナは古くから日本に自生している日本固有の柑橘で、京都御所紫宸殿の右近橘は有名です。
とてもすっぱいので、生で食べることはなく、マーマレードなどに加工して食べるそうです。
セレモニーには「出世法師直虎ちゃん」も駆けつけてくれました。
浜松市は今、直虎で大盛り上がりです。
大温室の東側、フラワートレインがUターンするロータリーでは
シャクナゲモドキ(Rhodoleia championii)が咲いています。
中国南部やベトナムなどが原産で、暖かい地方の樹木ですが、温暖な地域では屋外でも越冬します。
はままつフラワーパークでは比較的早くから導入していて、さらに浜松の温暖な気候も手助けし、屋外でも8mぐらいの高さにまで成長しています。
日本でここまで大きく育っているシャクナゲモドキは他には無いのでは?
葉が肉厚で、枝先にラッパ状の花がまとまって咲く姿は、確かにシャクナゲに似てるとは思いますが、マンサク科でツツジ科のシャクナゲとは遠い関係です。
だからモドキってついてるんですね。
花の少ない寒い冬に、大きな木いっぱいに花をつける貴重な存在です。
園内のウメはまだ1分咲きぐらいですが、チュウゴクマンサクやセツブンソウも咲き、少しずつ春の足音が聞こえてきています。
今日みたいな暖かい日には園内散策にもってこい。
フラワーパークに春を探しに来ませんか?
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増