いよいよ始まる！　ザ・フラ・フェスティバル

今年は本当に台風がよく来ますね。

幸いなことに、今年の台風はうまく浜松を避けて通過してくれるため、園内の大きな被害は今のところ出ていません。

さて、いよいよ今週末より、はままつフラワーパークを会場としたフラダンスの一大イベントが開催されます。一般のお客様の見学できるイベントは１０月の8日（土）～１０日（月）となっております。

１０月７日（金）は関係者のみのワークショップ等となりますのでご注意ください。

こちらが今回のザ・フラ・フェスティバルのメイン会場となる大地のステージ（フラ・マウンド）です。

ハワイの伝統にのっとって造られた日本国内初のフラダンス用のステージです。

フェスティバルの開催前から、フラダンスの関係者の方が多く訪れ、ステージの芝の感触などを下見に来られていました。

大温室クリスタルパレス内では吉谷桂子先生によって美しくデザインされた花のステージが設けられています。こちらは主にトークショーなどに利用されます。

ここからはフラダンスの大地のステージの付近で見られる植物を紹介させていただきます。

さて、この実はなんの実でしょう？スーパーなどでよく売っている実ですよ！

正解はオニグルミです。

スーパーのナッツのコーナーなどでクルミの実が袋に入って売られていますよね。あれですよ。この中に種子が入っていて種子の中身をを食用としています。

近年、クルミは健康食品として話題になっていますね。

オニグルミはフラダンスの大地のステージより右方向のトイレの手前側の芝生内に植えられています。

大地のステージ周辺ではドングリもたくさん落ちています。写真は大地のステージの正面の道路の山側にあるコナラのドングリです。園内にはコナラのほか、クヌギ、マテバシイ、コルクガシ、スダジイ、イギリスナラなどの様々なドングリが見られます。

園内を散策しいろいろなドングリを見つけるのも面白いかもしれませんにね。

ただし、園内の植物は持ち出し禁止となっておりますので、ご協力をお願いいたします。

こちらは大地のステージ横の花壇に植えられている観賞用の赤ソバです。

もともと標高４０００ｍのヒマラヤ山脈の険しい山肌の上に生えていた赤い花の咲くソバの種を日本に持ち帰ったものです。

しかし、当初は日本の風土では持ち帰った種は赤い花を咲かせずに、白い花が咲いてしまいました。その後、長年改良を重ね、日本でも咲く赤い花のソバが誕生したのです。

上の写真はフラダンスの大地のステージへ向かう途中の梅園内に咲いている黄色の彼岸花です。すでに赤や白の花は終わってしまいましたが、遅咲きの黄色はまだ咲いています。こちらも色あせてきていますが、今週末までは何とか咲いてくれるかなといった状態です。

現在、フジ棚では棚の拡幅工事を行っており、園路が一部通行止めとなっている箇所がございます。さらに魅力あふれるフラワーパークを目指すために、お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。

今週末は、是非はままつフラワーパークでのフラダンスのフェスティバルへお出かけください。

皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。

パーク管理課　　河合