更新日:2016.07.10
温室の花 第5弾
7月になり無料開園になりました。
無料だから花がないと思いっていませんか?
そりゃあ、春に比べると少なくなっていますが、咲いている花はいろいろあります。
特に温室では、前回紹介したものに加えて、こんな花が咲いてきました。
ナンバンサイカチ(ゴールデンシャワー)(Cassia fistula)が咲き始めました。
まだ見ごろというには早いのですが、低い位置のが先に咲いてくれたのでご紹介しておきます。
インド原産の落葉樹で、まさしく、黄色の花がシャワーのように垂れ下がっていて、光を浴びて美しく輝いているってかんじです。
暖かい地方では街路樹や公園に植えられていて、タイの国花に指定されています。
バリガーデンへ入る手前に植栽されています。
ヒゴロモコンロンカ(Mussaenda erythrophylla)です。
萼(がく)が赤くなって、そのうちの1つが大きくなって垂れ下がる変わったやつです。
そんな姿がポインセチアに似ているので、サマーポインセチアという名前で売られていることもあります。
カフェの通りからメキシカンガーデンへ入る手前の角に植えられています。
トケイソウ’アメジスト’(Passiflora ’Amethyst’)です。
トケイソウといえばゴージャスな花のイメージでしょうか。
それに比べるとちょっとシンプルですが、紫色のきれいな花弁が反り返っているのが、何ともいえないかわいらしさを出しています。
トウケイソウの名前は3つに分かれているめしべが時計の針のように見えるから。
言われてみれば確かに、そう見えますね。
バリガーデンを出て、カフェへ向かう途中に鉢で展示してあります。
TOPIX
ソーセージノキ(Kigelia pinnata)の花が咲きました。
当園では5年ぶりの開花になります。
これまた残念ながら夜に咲く一日花、夜中咲いて次の朝には終わってしまいます。
なので、おまけ的な扱いです。
下の写真は今日の17時ごろに上へ登って撮った写真です。
開園と同時にお越しになれば、前夜の花が残っていることもあります。
また、夕方の閉園前にお越しになれば、半開きの花が見られることもあります。
1m50cmほどの長い花序がぶら下がっているので、花が咲いていなくても見ごたえはあるかも・・・。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増