更新日:2016.07.02
オオガハスが見頃です。
7月に入って何だか梅雨が明けてしまったようなとっても暑い日が続いておりますね。
日中は30度を超え、外作業が段々と厳しい季節になってきました。
そんな暑い中ですが、園内では水鳥の池のオオガハスが見ごろとなっています。
オオガハスは、1951年に大賀一郎博士が千葉県検見川の地下泥炭層より約2000年前のものと推定される種子3粒を発見しました。そのうちの1粒が生育開花し、オオガハスと命名され、現在では全国各地に分根され栽培されています。
ハスのひとつの花の寿命は4日程度で、朝早くに開花し、昼前には閉じてしまいます。
ご観賞は午前中のなるべく早い時間をお勧めいたします。
開花中はとても良い香りも楽しみいただけます。
青紫のさわやかな色の花をつけるこちらの樹木は、西洋ニンジンボクです。
ヨーロッパ原産のシソ科の落葉低木で、日本には明治時代に渡来しました。
近縁種の台湾ニンジンボクの葉が掌を広げたような形をしており、それがチョウセンニンジンの葉っぱに似ていることからこの名がつきました。
西洋ニンジンボクは原種アジサイ園のトイレのあたりから、水辺の広場の中央付近
を向くと水路沿いに植えられています。
こちらはオキシデンドルム・アルボレウムです。花がスズランに似ていることから別名スズランノキとも呼ばれています。
アメリカ南東部原産のツツジ科落葉高木です。
秋にはとても美しく紅葉します。
園内では展示プラザの付近に植えられています。
7月に入り、入園料が無料になりました。
大温室内では様々な熱帯植物も開花しております。
暑い日が続きますので、園内散策の際は熱中症に気をつけてくださいね。
スタッフ一同、みなさまのお越しを心よりお待ちいたしております。
パーク管理課 河合