更新日:2016.06.29
温室の花 第4弾
本格的な梅雨の年です。
毎年この時期になると、花しょうぶの植え替えを園芸スタッフ総出でするのですが、こうも雨が続くと畑の耕運ができず、今ストップしています。
花しょうぶの植え替えがこんなに進まない年は、十何年に一度じゃないでしょうか。
さて、オープニングで掲載した6つの写真。このブログで何度か紹介したのもありますが、現在大温室の中で咲いている花たちです。
左上から
カンナ、ヘリコニア ロストラータ、ヘリコニア ビハイ
バンダ、スパティフィラム(斑入り)、メディニラ マグニフィカ
です。
そして今日は、この花がきれいに咲いてきたので、ぜひとも紹介したくブログを書いてみました。
オオバナサルスベリ(Lagerstroemia speciosa)です。
インドや東南アジアなどの熱帯地域原産で、屋外でよく植えられている中国原産のサルスベリとは全体のイメージは少し違いますが、花を見れば、ウェーブしてる花びら、花のつき方など似ています。
健康茶として薬局などで売られているバナバ茶は、この葉を乾燥させたものです。
血糖値を下げる効果があるそうです。
大温室内ガーデンシアターのボーダーガーデンとサンクンガーデンの間に植えられていて、今展示中のブラジル展示の中で、街並みをイメージした建物の前から見るときれいに見られます。
6/18のブログで紹介したバナナ`アエアエ’がここまで成長しました。
もちろん、このバナナも食べられますが、フラワーパークではみなさまに見ていただくために育てていますので、バナナの重みで木が倒れるか、実が腐るかするまでそのままにしておきます。
ちなみにバナナは、実のなった木は枯れてしまい、下から出てくる新しい芽が成長して次のバナナを成らせます。
大温室クリスタルパレス内は、7月の無料開園の時期でも、こんなにいろいろな花が咲いています。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増