更新日:2016.05.04
バラ5分咲きに
昨晩はすごい風と雨でしたね。
少し園内が荒れたので、朝は大忙し。
落ち葉、落ち枝の掃除をしたり、倒れたものを起こしたりしてお客様をお迎えします。
願いが通じたのか、今日は朝から晴天。
今日も多くのお客様が楽しんでいかれました。
この暖かさでバラもどんどん開花が進んでいて、ローズガーデンも大賑わい。
今年はゴールデンウィークでこんなに咲いて、良かった・・のかな?
終わりが心配です。無事、花しょうぶへバトンタッチしてくれればいいのですが・・・。
今日はローズガーデン内で咲いている香りのバラをご紹介します。
例のごとく、花に鼻を近づけて、香りも楽しんでください。
左はアブラハム・ダービー。イギリスのデビット・オースチン氏が育種したイングリッシュローズとよばれるものの1つです。イングリッシュローズは香りの強いものが多く出ています。
ローズガーデンへ入る手前に植えられています。
右はシャルル・ド・ゴール。青いバラのコーナーに植えられています。
ブルー系のバラは他にもブルー・ムーンなど、香りの系統として、1グループで成り立っているので、他にもいい香りがないか探してみてください。
左はフレグラント・アプリコット。フレグラント(Fragrant・・・いい香りの)という名前がつくぐらいだから、そりゃあ強く香るバラです。ダマスク系のすっきりとした甘い香りがします。
右はオクラホマ。黒系バラの代表的な香りのバラで、古くからある品種です。他にもパパ・メイアンやミスター・リンカーンも芳香種の代表格で、オクラホマとともに黒赤バラの名花3兄弟とよばれています。
3兄弟ともローズガーデン内にいるので、探してみてください。
左は芳純(ほうじゅん)。香りのバラ日本代表って感じの名花です。香りの系統の1グループであるダマスク・クラシック系の代表格です。立地条件のためでしょうか?他のに比べて若干香りが弱いかな。そんなはずないのに。
右はゴールデン・セレブレーション。アーチに這わせてあります。これもイングリッシュローズの1つで、アーチいっぱいに黄色い花を咲かせている姿はとっても素敵。お気に入り品種の1つです。
バラは全体美、1つ1つの花形の美しさ、香り、といろいろな楽しみ方があります。
ごゆっくりとバラをお楽しみください。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増