八重桜へバトンタッチ

今日はすごい風の日になりました。

クスノキの古い葉がたくさん落ち、桜の花びらが舞い回っていました。

強めの爽やかな風をうけ、パステルカラーのチューリップを眺めながらの園内散歩もいいもんでしたよ。

八重桜も咲いてきていて、現在5分咲きです。

その中でもフラワーパークのとっておきのをご紹介。

といっても、毎年のように載せているので、このブログを見てくださっている方には、おなじみの品種になってるかも。

　　　

左が御衣黄（ぎょいこう）、右が関山（かんざん）です。

御衣黄は江戸時代からあるとされる桜で、緑色の花が咲くという珍しい品種です。

御衣とは貴族の衣装で、その色に似ているのでこの名がつけられたようです。

緑色の花といっても葉のように緑一色ではなく、白っぽい部分があったり、咲き進んでいくと赤みを帯びてきたりとするところが、また乙なものです。

関山は比較的病気に強く、樹勢がいいため、よく植えられている八重桜です。

フラワーパークにも数多く植えられていて、この濃いピンク色の八重の花には目を奪われます。

桜湯には、この花を塩漬けしたものを使っています。

そして、

キバナイペが咲いてきています。

まだ満開ではないですが、少しだけ例年より早い開花です。

ブラジルの国花に指定されていている高木で、鮮やかな黄色の花がいっぱいに咲くと、遠くから見てもインパクトのある風景が出来上がります。

日本の桜の風情とは違って、何となく南米って感じがします、よね。

滝見橋北側と子ども広場南側斜面に植栽されています。

温室では、

　　　

どこに咲いているの？と探さなくても分かるぐらいにヒスイカズラが咲いてきました。

さらに、鉢で作っているヒスイカズラも咲いたので、間近で花が観察できるようにもなりました。

翡翠色をした花がたくさんぶら下がっている特異な光景と、独特な形をした花の１つ１つを楽しめるのは、この時だけです。

ブラックアイリスは本日3輪が咲いていましたが、明日にはしぼんでしまうと思われます。

でも、あと１つ蕾が残っています。

その花の開くのが水曜日か木曜日ごろなので、週末まで展示は続きます。

みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。

パーク管理課　徳増