更新日:2016.04.01

ブラックアイリス展示しました

今日は花見にはあいにくの雨でしたが、植物にとってはよろこびの雨。

花壇やバラなど水不足気味で心配していましたが、これでちょっぴり一安心です。

そして、今日、大温室クリスタルパレス内にブラックアイリスを展示しました。

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まだつぼみですが、明日ぐらいには開花しそうです。

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展示して間もなくの朝9時に撮影した様子です。

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夕方17時に撮影した様子です。

少しつぼみが伸びて、下の方には色の薄い部分が新たに見えてきました。

明日、晴れて暖かくなれば、花開くと思います。

ブラックアイリスは2014年の春に開催された「浜名湖花博2014」の際に、会場に来られたヨルダン駐日大使夫人より、ヨルダンとの国交樹立60周年の記念と浜松市との友好の証として寄贈していただきました。

ヨルダンは国土のほとんどが砂漠ですが、雨季にあたる春には一斉に緑が芽吹きます。

そのなかでも、この黒色の花は圧倒的な存在感で、ヨルダンの国花に指定されています。

このヨルダン国花に指定されているブラックアイリス(Iris nigricans)は、ヨルダン国内でも現地ガイドがいないと自然に咲いている姿はなかなか見られないようです。

そんな貴重な植物を浜松で見られるなんて、すっごいチャンスです。

球根を寄贈してくれた大使夫人に感謝ですが、花の命は短く、1つの花は3日程度しか持ちません。

今年は増殖にも成功し、昨年よりは数日長く展示できそうですが、開花から1週間程度の展示となりそうです。

ついでに、ブラックアイリスの展示してある温室内は

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デルフィニウムのボリュームが増して、さらに見応えがでてきました。

見どころ満載のはままつフラワーパークです。

みなさまのご来園をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

パーク管理課 徳増

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