更新日:2015.09.05

ヒガンバナ

皆様こんにちは。

だんだんと涼しくなってまいりましたが、まだまだ蝉が元気に鳴いていますね。

フラワーパークではヒガンバナ(彼岸花、学名:Lycoris radiata)があちらこちらで咲き始めました。

見頃は9月下旬から10月上旬にかけてとなります。

園内各所に植えてあり、特に梅園、ロウバイ園、花ショウブ園に多く植えられています。

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多くは赤い色の花ですが、白やピンクなども存在し、フラワーパークでも見ることができます。

花が咲いた後に葉が出てくるため、「葉見ず花見ず」と言われる、花と葉が顔を合わせない珍しいタイプの植物です。

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ヒガンバナは別名マンジュシャゲ(曼珠沙華)、リコリスとも呼ばれ、地方での別名や異名も含めると1000を超える名前を持っています。

地獄花、幽霊花、狐花、はっかけばばあ…なんだかおどろおどろしいですね。

これらの名前も手伝って、ヒガンバナは何かとマイナスなイメージがあるのではないでしょうか。

毒がある、お墓によく咲いている、なんとなく縁起が悪い…などなど。

しかしそれに対して、マンジュシャゲという名前は「天上の花」という意味を持ち、良い事の前兆であると言われています。

お墓によく咲いているのも、モグラやネズミなどの小動物から土葬した御遺体を守るためといった、案外実用的な理由です。

更に、紅白で咲いているのを見るとむしろおめでたいものの様な気がしてきますね。

ヒガンバナにはアゲハチョウの仲間が多く飛んでくるのでそれも相まって絵になります。

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秋の訪れを知らせるヒガンバナと木々の斜陽に、ぜひ秋を感じてみてください。

皆様のご来園をスタッフ一同心よりお待ちしております。

パーク管理課 冨田

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