更新日:2015.08.03

夏休みの植物たち(温室)

ホント、暑い日が続いています。

植物も人もバテバテ。

園内ではあちらこちらでスプリンクラーがぐるぐる回っています。

雨がほしい・・・・・。

そんな中でも子どもたちは元気いっぱい!

夏休みにフラワーパークで植物のお勉強をしてみてはいかかでしょう。

大温室クリスタルパレス内では、ちょっぴり変わりものの食虫植物を展示しています。

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8月9日(日)までは東海食虫植物研究会さまのご協力による展示で、35種類ほどの食虫植物が展示されています。

8月10日(月)以降は自社栽培しているものと入れ替え、30日(日)まで食虫植物を展示します。

食虫植物は栄養分があまり無い、他の植物が生育しにくい泥炭地などのやせた土地に生育しています。

そう、根からとれる栄養が少ないため、その不足分を動物から栄養を摂るという方法を身につけたのが食虫植物たちです。

その方法はさまざま。

その方法ごとに展示してある食虫植物を紹介します。

落とし穴(ボットン)式

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ネペンテス(ウツボカズラ)(左)とサラセニア(右)です。

ネペンテスにも大きい壷から小さい壷といろいろな種類があり、サラセニアにも背が高くなるのや低いのなどたくさんの種類があります。

この他にもこの方式で虫を捕らえるものでは、コブラのような形のダーニングトニア、かわいい壷がたくさん並ぶセファロタス、ラッパのベルのようなヘリアンフォラを展示しています。

粘着(ネバネバ)式

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アフリカナガバモウセンゴケ(左)などのモウセンゴケの仲間とムシトリスミレの仲間(右)が展示されています。

あと、温室入口にプランターで展示してあるキバナツノゴマ(イビセラ ルテア)もネバネバ式の食虫植物とされています。

閉じ込み(パックン)式

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食虫植物といえばコレ、ハエトリグサ(左)です。これも少し形や色が違う品種がいくつかあります。

そして、水中に生育しているムジナモ(右)も2枚貝のような捕虫葉で水の中のプランクトンを捕らえます。

ハエトリグサが閉じる様子を見たい気持ちは分かりますが、みんなが触ってむやみに閉じさせると無駄な体力を消耗して、弱ってしまいます。

展示してある植物には手を触れないようにお願いします。

吸い込み(スポイト)式

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イトタヌキモです。写真ではわかりにくいですね。

袋の中と外の水が行き来するときに、勝手に入ってくる動物プランクトンを捕獲します。

虫を捕らえた袋は黒くなります。

食虫植物の紹介は以上です。

温室入口にはオジギソウも展示しています。

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こちらは食虫植物よりも生育旺盛なので、触っても大丈夫。

葉をおじぎさせてみて下さい。だけど、オジギソウにはトゲがあるので気をつけてね。

ピンクのかわいいボールがオジギソウの花です。

温室前の池では

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オオオニバスが順調に育っています。

このまま何もなければ(台風など)、予定通り8月13日(木)〜こどもたちを乗せられそうです。

詳しくはこちら

夏休みはこどもたち向けのイベントがいっぱい。

ぜひ遊びにきてください。

パーク管理課 徳増

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