更新日:2015.05.01

GWのお花たち

昨晩、テレビ東京系列の番組「カンブリア宮殿」で、当園の理事長が取り上げられました。

今日、早くもその反響があり、番組を見て、予定を変更してこちらへ来られたというお客さまも。

そんな理事長お得意のフジがこちら

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GWのイチオシです。

初夏の風にゆれる白藤は何とも爽やかで、心が落ち着きます。

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白藤の下にはアヤメもきれいに咲いています。

花びらのもとが網目模様になっているからアヤメとなったといわれています。

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白藤棚から西側に歩いていくと、カキツバタが咲いています。

こちらは水辺で咲いていて、花びらのもとに白い斑がちょこっと入ります。

「いずれがアヤメかカキツバタ」

本来はどちらも素晴らしく、甲乙つけがたいという意味の慣用句ですが、この2つの似た者同士は、花びらの模様や生育している環境で区別がつきます。

GWの目玉はフジとスマイルガーデン。

きれいな風景は、他の人が書いた4/28のブログやフェイスブックを参考にしていただいて、僕なりにGWに咲いている花をご紹介したいと思います。

いろんな花が咲いていますので、ご入園された際にはせっかくですから、ご覧になってほしいと思います。

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ジャケツイバラです。

日本にも自生するつる性の植物で、トゲはすごいし、枝は暴れるしで、これまでに何度となく切ってしまおうかと思われたヤツですが、鮮やかな黄色い花がフワッと咲いている姿を見るとやっぱり捨てがたいものがあります。

スマイルガーデンの向かい側、椿園の端で咲いています。

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シャクヤクです。

滝見橋北側のトイレ付近からローズガーデン内にかけて、いくつかの品種が咲いています。

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ひときわ目を引く赤のシャクヤクから、坂を上がったところにシルバーリーフにクリオネのような形をした薄紫の花が咲いています。

ツリージャーマンダー(テクリウム フルティカンス Teucrium fluticans)です。

目立った花ではありませんが、変わっているので、よくお客さまから「これは何ですか?」とよく聞かれるので紹介しておきます。

ここからは山林内です。

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つり橋を東側から渡る前に、右に行ける道があります。

その途中の足元にキンラン(Cephalanthera falcata)が咲いています。

日本や中国などに分布するランですが、近年、生息数が減少し、絶滅危惧2類に分類されています。

このキンランは、樹木とそれにつく菌との三者で複雑な共生関係を築いているので、人工栽培はとても難しく、家庭には普及していない貴重な植物です。

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その近くではガクウツギが咲いています。

山林内を歩いていて、「何だこの匂いは」と思ったら、この花が近くで咲いていると思っていただいていいでしょう。

山林内のほか、野生アジサイ園にも植栽されています。

最後に

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三角花壇の「妖怪ウォッチ」とその周りのオオムラサキツツジです。

三角花壇の絵に使ってるビオラ類は先日の長雨と、急な暖かさでお疲れ気味ですが、何とかキャラクターが分かるよう体裁を保っています。

まだまだ紹介したい花はありますが、長くなるので明日以降、他の人にお任せします。

みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。

パーク管理課 徳増

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