更新日:2015.04.24
イペとツツジ
雨続きから逆転、暑いぐらいの日が続いてます。
あまりの変化に植物もびっくり。
急に葉先がうなだれたり、葉の先が焼けるのがあったりで、移動せざるをえない鉢物も。
今年は困った春です。
そんなゴールデンウィーク前、黄色のイペが咲いています。
新たに塗装された観覧車とキバナイペです。
ノウゼンカズラ科の10m以上になる高木で、ブラジルの国花の1つとして知られています。
こども広場の南側斜面や芝生広場奥のほか、滝見橋付近にも植栽されています。
こども広場のイペの近くには
ヒョウスイボク(秤錘木 Sinojackia xylocarpa)も咲いています。
中国原産のエゴノキの仲間で、白い花がたくさん咲いていて、イペを見たお客様から注目される木です。
この実が天秤で使うおもりのような形をしているので、このような名前がついています。
そして園内ではいろいろなツツジが咲いています。
「浜松茜(はままつあかね)」といって、フラワーパークでつくられたツツジです。
その隣には
オレンジ色のオンツツジが咲いています。
このオンツツジと、サクラツツジをかけ合わせて、浜松茜ができました。
浜松茜は両方の要素を合わせ持ったツツジで、花畑の山の中に植栽されています。
そのほか、園内で咲いているツツジです。
ヒラドツツジの園芸品種群 クルメツツジ
(園内各所 写真は八重桜並木) (園内数か所 写真は芝生広場)
モチツツジ ‘花車’ アマミセイシカ(咲きはじめ)
(八重桜並木と原種ツツジ園) (つり橋東側)
これからはフジがどんどん咲いていきます。
おまけ
ツボミタマバエの被害にあったフジのつぼみをとっています。
タマバエに卵を産まれたつぼみは、ぷっくりと膨らみ花を咲かせられずに終わります。
それどころか、そのまま置いておくと、成虫になり被害がますます広まることになります。
花房の1つ1つをチェックする大変な作業です。
これからは天気のいい日が続くようです。
お花だけでなく、新緑の中の散歩も気持ちいいもんですよ。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増