更新日:2014.06.29
心が洗われます
透明感のある花から漂う気品高き香り・・・
ハスの季節がやってきました。
ハスは古来より、レンコンや実を食べたり、宗教と深くかかわっていたりで、日本人にとって大変親しみのある植物です。
花は清らかさの象徴とされているためでしょうか、このハスの池を眺めていると、仕事を忘れてしまうぐらい、和んでしまいます。
写真のハスは大賀蓮(オオガハス)です。
千葉県千葉市検見川の泥炭層の中からハスの実が3粒発見されました。
それをハスの権威者でもある大賀一郎博士が発芽に成功させ、ピンク色の花を咲かせました。
そのハスの実は放射性炭素年代測定によって、何と、2000年前のものであることが分かりました。
恐るべし、ハスの生命力。
今では各地に分根され、2000年の眠りから目覚めた古代ハスとして、多くの人がこの花を楽しんでいます。
ハスの花は、開閉を繰り返し、4日目には散ってしまします。
2日目のきれいな花は、朝に開いたと思ったら、昼前には閉じてしまうため、ハスの花を観賞するには、開園と同時にお越しになることをおススメします。
フラワーパークでは他にも多くの品種のハスを栽培しています。
大賀蓮などを皮切りに、7月中旬までいろいろなハスの花が楽しめますので、水鳥池まで足をお運びください。
その周りにはアジサイがまだまだきれいに咲いています。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増でした。