更新日:2014.05.02
GWの見どころ 〜隠れスポット〜
ゴールデンウィーク真っ只中。
そよぐ風は涼しいものの、陽あたりバツグンで気温は上昇。
温室のシェードや養生ハウスのシェードをあわてて閉めました。本当に初夏って感じですね。
GWのみどころは、もちろんフジ。
白藤がさわやかに風になびいてます。
スマイルガーデンはちょっと雨で傷みましたが、きれいなところもいっぱい。
そして、ローズガーデンでは
モッコウバラです。
他のバラは、ほんの少し咲き始めです。
その他、オオムラサキツツジなどヒラドツツジがきれいに咲いています。
それでは、全体美には欠けますが、お花好きの方に僕ならではの隠れスポットをご紹介します。
原種ツツジ園内の散策道東側登り口からつり橋の方へ歩いてみてください。
こんな花が咲いています。
しっかりと整備されていない散策道ですので、足元に注意しながら散策してください。
オンツツジです。
紀伊半島から九州にかけて分布するツツジで、オレンジがかった朱色の花はひときわ目立ちます。
割と大きく、がっしりした木姿から、4月18日のブログで紹介したメンツツジに対して、オンツツジ(雄のツツジ)と呼ばれるようになったようです。
エビネです。
日本や中国に分布するランの仲間です。地中にできる芋(正確には球茎)をエビにみたてて、この名が付けられました。
昨年、エビネの栽培農家さんより、3,000株を寄付していただき、園内数か所に植栽しました。それの一部が、原種ツツジ園内の散策道に植えられています。
ホオノキです。
日本全国に分布するモクレンの仲間です。
葉には香りと殺菌作用があるので、朴葉ずしや朴葉焼きなどの料理に使われます。
つり橋へたどりつく、少し手前で上を眺めてください。
そんなに多くの花が付いているわけではないので、大きな葉っぱを手がかりに探してみてください。
キンランです。
つり橋へ向けて東側から来て、つり橋を渡る手前で右に曲がって、しばらく歩いてください。
緑の中に黄色い花がニョキニョキ出ているので、分かると思います。
キンランは、木の根から養分をもらっている菌類から、さらに養分をもらうという、自然界の複雑な共生関係のもとで生きている植物なので、人工栽培はとても難しいとされています。
そこらへんでは見られないキンランをぜひ、この機会に見ていってください。
コバノタツナミです。
いわれてみれば、名前の通り、立波が押し寄せてくるように見えますね。
つり橋を渡って、下りていく途中の散策道沿いにちょこちょこと咲いていて、とっても愛らしい花です。
今日も昼前には正門駐車場が満車になりました。
明日からも駐車場が混雑することが予想されます。お早目のご来園をおススメします。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
パーク管理課 徳増でした。