更新日:2014.04.13
今日の園内 4/13
朝晩の強風、冷え込みも落ち着き、春本番という感じになってきました。
ソメイヨシノは終わってしまいましたが、チューリップや八重桜がとってもきれいに咲いています。
それでは、今咲いている八重桜のご紹介
関山(かんざん、せきやま)
樹勢が強く、八重の濃いピンクの花もきれいなので、八重桜の中でもよく植栽されている桜です。
結婚式などお祝いの席で用いられる桜湯には、この花の塩漬けが使われることが多いようです。
八重桜並木や水鳥池南側に植栽されています。
御衣黄(ぎょいこう)
天皇や貴族の衣類を御衣と呼び、昔、高貴な貴族が着ていた衣服がこの色に似ているため、この名前がついたようです。
見ての通り、特異な色の桜で、この時期になると新聞やニュースで紹介されます。
水鳥池北側や八重桜並木に植栽されています。
普賢象(ふげんぞう)
花の中央から、めしべが葉のように変化したものが、2本にょきっと出ています。
これが、普賢菩薩の乗る象の鼻に似ていることからこの名前がついています。
八重桜の中では大きくなる桜で、古くからあった品種とされています。
原種ツツジ園散策道の東側入口付近などに植栽されています。
また、展示プラザではサクラソウ展が開催されていて、趣味家のみなさんが丹精込めて作ったサクラソウが展示されています。
日本に昔からあるサクラソウを改良したもので、江戸時代に育種のブームを迎えた古典園芸植物の1つでもあります。
花壇などでよく植えられる外国からきたサクラソウと区別して、日本桜草(ニホンサクラソウ)ともよばれています。
ご当地、静岡県の地名がつけられた品種も展示されています。
今日も多くのお客様がご来園されています。ありがとうございます。
八重桜とチューリップの他にもツツジ類、シャガなどがご覧になれます。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増でした。