更新日:2022.02.06

早春いまだ寒くも

皆さんこんにちは。

2月に入り風花が舞うなど寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

本日は寒い日でも春の足音が聞こえてくるようなそんな花々を紹介したいと思います。

こちらは牡丹と藁ボッチです。

寒さから牡丹を守る藁ボッチの中できれいな花を咲かせています。

早春展示としてエントランスから梅園へ向かうルート沿いに展示されています。

こちらは舘山寺桜です。

今週に入りこの個体以外にも続々と花を咲かせ始めています。

冬の空に桜の花色が映え、一足早く春の訪れを感じることができると思います。

メジロが蜜を吸いに集まっていることもあるので、鳴き声にも耳を傾けてみてはどうでしょうか。

こちらはセツブンソウです。

セツブンソウの花は直径が約2㎝程度の小さな花ですが、白く花弁に見える部分は萼片で本来の花弁は黄色の蜜腺に変化しています。

フラマウンドの奥、右手側の斜面地で見ることができます。

こちらはフクジュソウです。

まだ花は咲いてはいませんがセツブンソウと同じエリアで黄色の蕾が上がってきているのを見ることができます。

パラボラアンテナのような光沢のある黄色の花姿で、光を反射させて花の中央の温度を上げることで昆虫を引き寄せる面白い特徴をもっています。

和名は福寿草と書き、新年を寿くめでたい花の意味を持っています。

いかがだったでしょうか。

花の少ない時期ではありますが山の中や人の手によってこの時期にしか見ることのできない花が顔を見せています。

寒さが柔らぐ日を見計らってぜひご来園ください。

パーク管理課 池野

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