更新日:2022.02.24

春の兆し

当園は「遠州のからっ風」と呼ばれる強い風が吹き、寒い日が続いていますが今週末から気温が上昇し春の兆しが感じられる予報に変わって来ました。園内も春に向けて美しい花を咲かせる準備が着々と進んでいます。

「ミズバショウ」

サトイモ科 3月下旬には、白い花のように見える苞に守られる様に開花します。ハナショウブ園奥に植栽されています。

「シロフジ」

開花した時に、整然とした華やかで美しい花を観賞して頂くため剪定と誘引をしていきます。

寒風を受け、脚立に乗りながら上を向いての作業となるため大変な作業です。

「バラ」

冬期剪定が行われた姿です。各所から芽が出てきたらお互いの芽が干渉しないように「芽かき」を行います。

5月上旬には豪華な美しい花々でローズガーデンを埋め尽くします。

昨年の秋に植栽した露地植えのチューリップが芽を出し始めました。

3月下旬から園内の池水流花壇を中心に50万球のチューリップが咲き乱れます。

次に現在楽しんで頂ける花々の一部をご紹介いたします。

「フクジュソウ」

雨天や曇り空には花が開花し難く晴天で良く開花します。

「シャクナゲモドキ」

マンサク科2月下旬~3月にかけて樹木全体に多数の花を開花させます。

「チュウゴクミツマタ」

今年は寒さの影響か開花の進みが遅くなっています。

大温室では「早春展示」を開催しています。一足早い春を満喫して下さい。

今年はソメイヨシノなど開花に必要な低温を十分に受けているため、一斉に美しい満開の花が楽しめるのではないかと今から期待をしています。これからは本格的な春に向けて寒暖差のある気候となって来ますので体調には十分に気を付けてお過ごし下さい。

パーク管理課 加藤

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