更新日:2022.07.15
夏の花木
みなさま、こんにちは。
天気の優れない日々が続いていますね、、
局地的な大雨も多発しておりますので周辺の安全を確認しつつお過ごしください。
さて雨模様の中でも季節は夏に向かっていると知らせてくれる植物たち。
園内で咲いている夏の花木を中心に今回はお届けしたいと思います。
まずはサルスベリです。
夏と言えばサルスベリというイメージが私の中であります。。
漢字で書くと「百日紅」。これは上手く切りつめたり手入れをすると100日は紅色の花を咲かせてくれる。
漢字名の由来はそんなところから来ています。今は品種によって白、ピンク、紫などいろいろな色があります。
夏~秋にかけて可愛いらしい花をつけます。
園内の各所、特に日本庭園~水鳥の池にかけての水流周りで見ることができます。
こちらも定番の夏の花木な感じがします。ムクゲです。
アオイ科フヨウ属の植物で元々は中国原産のものが平安時代以前に渡ってきたと言われています。
こちらも園内各所で見ることができます。
続いて紫色の可愛い花、セイヨウニンジンボクです。
花をつける樹木が少なく感じる夏にこれだけ咲き誇っているとやはりとても目を惹きます。
シソ科ハマゴウ属で原産が南ヨーロッパであることと、葉がチョウセンニンジンに似ていることが名前の由来です。
曇り空なのもあり引きの写真だとパッとしませんが、、、
近づいてみるとマメ科らしい可愛い花が咲いています。
元々は枝垂れる性質を持たないエンジュの変種とされています。
剪定の仕方によっては枝ぶりが竜の爪に見えることから縁起の良い樹とされています。
葉が茂っているとわかりづらいですが、冬~春にかけて落葉期に樹姿を見ると納得できますよ。
こちらローズガーデンの入り口付近で見られます。
雨に濡れたハマボウ。
ハマボウを学名で書くとHibiscus hamabo。そのまま読むとヒビスカス ハマボー。
ヒビスカス…ハイビスカス…。そうです!日本原産の野生のハイビスカスです。
こちら水流沿い、カキツバタの池近くにあります。
場所が変わって大温室・クリスタルパレス内。
大温室内ではオオハマボウが咲きはじめています。
ハマボウをひと回り大きくした感じのこちらも日本原産の野生のハイビスカス。
種子島よりも南の島々に分布しています。
今回は夏の花木についてお届けいたしました。
はままつフラワーパーク、7月・8月は入園料が無料となっております。
暑い夏、木陰で休憩しながら夏の花木を眺めてみませんか?
みなさまのご来園を心よりお待ちしております。
パーク管理課 手戸