更新日:2022.08.21

秋に向かって

みなさんこんにちは。

8月も終わりに近づき、暑さも和らいで少し秋めいてきたような気がします。

今回は秋に向けて楽しめる花を少し紹介していきたいと思います。

コヒガンバナ(梅園)

鮮やかな赤が魅力的ですよね。

コヒガンバナは基本種とされるヒガンバナよりも1ヶ月ほど早く咲くので、この時期に見られるものはほぼ確実にコヒガンバナになります。

後ろで咲いているのはシロバナマンジュシャゲでヒガンバナとショウキズイセンとの雑種になります。

すこし本題から逸れて

リコリス類繋がりで夏場に咲くナツズイセン。

淡い紅紫色の花がきれいです。

そろそろ花が終わる時期となってきましたが、もう少し見ることができるかもしれません。

オケラ(太鼓橋付近の山林)

魚の骨のようなトゲトゲが特徴的ですね。

このトゲトゲの部分は苞葉といい、葉が蕾や芽を守るために変化したものです。

秋にアザミに似た白い花を咲かせます。

新芽は山菜として食用に、根茎は漢方(白朮)として用いられています。

熱帯スイレン(テラス池)

水面付近で様々な色の花を咲かせています。

スイレンは主に耐寒性の強弱によって熱帯スイレンと温帯スイレンに分かれています。

テラス池のスイレンは熱帯スイレンのため水温が低くなる10月頃には見れなくため時期には気を付けてください。

サルスベリ(園内各所)

桃、紅、白の花が青空によく映えます。

ちじれた特徴的な花弁を持つ花は、咲いたその日の中にしおれてしまいます。

ですが次々と蕾が花開くため7月頃に開花して以降、百日紅の別名の通り秋の半ば頃まで花を楽しむことができます。

いかがだったでしょうか。

まだまだ暑い日が続くと思いますが、体調に気を付けてお過ごしください。

皆様のご来園をスタッフ一同心よりお待ちいたしております。

パーク管理課 池野

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