更新日:2022.10.22
フジバカマとアサギマダラ
みなさんこんにちは。
朝晩は冷え込んで寒い!!という日も増えてきて秋の深まりを感じます。
秋深まるフラワーパークの様子を少しお届けします。
タイトルにもありますように現在アサギマダラが来ています。
温室近くの花壇でよく見ることができ、多い時には4~5匹同時のひらひらと舞っていることもあります。
そしてアサギマダラとセットでよく紹介されるフジバカマ。聞きなじみのある方も多いかと思います。
フジバカマはヒヨドリバナ属の植物で、ヒヨドリバナ属は学名でEupatorium(ユーパトリウム)です。
園芸でユーパトリウムとして流通しているものはいろんな種類がありますが、すべてヒヨドリバナ属の植物です。
アサギマダラはフジバカマやヒヨドリバナを好んで飛来すると言われていますが、この時期に咲いている
ユーパトリウムの仲間全般に寄ってきているのかなと思います。
フラワーパークの林内にヒヨドリバナが自生しています。
林内のヒヨドリバナや花壇のフジバカマをはじめとしたユーパトリウムの仲間たち
これらが生育する環境がアサギマダラの飛来に影響していると考えると
これからも守っていけたら良いなと思うところです。
続けてフラワーパークで見られる秋の野草をいくつか紹介いたします。
まずはオケラです。キク科オケラ属。
苞葉が魚の骨のようにトゲトゲしているのが特徴的です。
同じくキク科のコウヤボウキ。小さくてかわいらしい花です。
最後にホトトギスです。
ユリ科ホトトギス属の植物で和名は花の斑点模様が鳥のホトトギスの胸の模様に
似ていることに由来しているそうです。
どれもフラワーパークの林内で見られる植物たちです。
決して華やかとは言い難いですが
強く美しく咲く花たちを見つけて歩くのも楽しいかと思います。
コスモスの見ごろも続いております。
フラワーパークで秋を感じてみませんか?
皆さまのご来園を心よりお待ちしております。
パーク管理課 手戸