梅雨を彩る

みなさんこんにちは。

今回は梅雨の季節を彩る花を紹介していきたいと思います。

まずはアジサイです。

これはエンドレスサマーと呼ばれるアジサイです。

西洋アジサイのひとつで、青やピンクの花は透き通るような発色で爽やかな印象です。

園内では様々な場所に植えられています。

こちらはヤマアジザイです。

野生アジサイ園にガクアジサイとともに植えられています。

西洋アジサイと比べると派手さはありませんが、梅雨に合う静かな美しさが素晴らしいです。

梅雨時を鮮やかに彩るアジサイは、土壌の㏗によって青や赤などに花色が変化する特徴を持っています。

土壌の㏗を変化させて花色を自分で変えてみるのも面白いかもしれません。

次はシモツケです。

シモツケは枝先に白色や紅色のもこもこした花を咲かせるのが面白いです。

この花を拡大してみると雄しべが長いウメのような花が密集して咲いています。

また、シモツケ繋がりでシモツケソウです。

名前の由来は樹木のシモツケに似た草本の植物だからです。

花の形が似ていますね。

すみれ橋手前の花壇で両方とも見ることが出来ます。

最後はササユリです。

花色は野生種のため個体差が大きく、薄紅色からほぼ白に近い色まで千差万別で見ていて飽きることがありません。

園内では山の草刈りなどで保護を行っていますが、種から花を咲かせるまでに少なくとも5年はかかるため、個体数を増やすのも一苦労しています。

園内では、山林内で見ることができます。

梅雨を彩る花々に興味を持っていただけたでしょうか。

梅雨の時期だからこそ見ることのできる花の表情をぜひ楽しみに来てください。

パーク管理課　池野