更新日:2023.09.07
夏から秋へ
まだ暑い日が続いていますが皆様はいかがお過ごしですか。
花の世界では夏の花から秋の花へ少しづつ装いが変わってきました。
はじめに夏の花、熱帯スイレン、サルスベリ、センニチコウを紹介します。
熱帯スイレン
熱帯スイレンは熱帯地方を原産とするスイレンで、温帯スイレンより色鮮やかな花が特徴です。
今月中は水辺の広場のテラス池でご覧いただけます。
サルスベリ
サルスベリは、つるつるした幹のためサルでも滑るのではないとサルスベリという名前が付きました。夏に長い間咲き続けるので、百日紅という名前もあります。お彼岸ぐらいまでは水辺の広場でご覧いただけます。
センニチコウ
センニチコウは中南米原産のヒユ科の植物で、漢字で千日紅と書くように初夏から秋まで長い間咲き続けます。
ドライフラワーも作りやすく、花壇材料や切り花のほか色々な用途で使われる人気の花です。
続いて秋の七草のうちオミナエシとハギ、ススキを紹介します。
オミナエシ
オミナエシはオミナエシ科の植物で日本各地の山野に自生しています。
昔はごはんを「男飯」、栗ご飯を「女飯」(おみなえし)と言ったことから、栗ご飯の栗がオミナエシの花色と同じ黄色だったためオミナエシという名前が付けられたそうです。(諸説あり)
ハギ
ハギはマメ科の植物で養分の少ない荒れた土地でも生育できます。万葉集に最も多く取り上げられた植物で、古くから日本人になじみの深い花です。
ススキ
ススキはイネ科の植物で尾花とも言われています。昔は茅葺屋根の材料に使われ、日本人の生活に密着した植物でした。山林内散策道周辺で開花しています。
ヒガンバナ
最後にヒガンバナを紹介します。
ヒガンバナはヒガンバナ科の植物で以前は田んぼの畔などに植えられることが多かったが、今では公園などに沢山植栽し秋の観光スポットになっているところもあります。
梅園やハナショウブ園で今月下旬にかけて開花し、お彼岸ごろ見ごろを迎えます。
暑さ寒さも彼岸までと言われますが、これから少しづつ秋の花も増えてきます。
秋を探しにはまままつフラワーパークを訪れてみませんか。
皆様のお越しをお待ちいたしております。
パーク管理課 和久田