更新日:2024.03.02

近づいてくる春

寒さがまた戻ってきました。

冷え込みは今日、明日ぐらいのようですが、暖かくなったと花を咲かせた植物たちはびっくりしていることでしょう。

寒風が吹く中、温室内はぽかぽか。花も色とりどりで、一足早く春をお伝えしています。

 

テーマは「早春の香り」。シンビジウム、デンドロビウム、オンシジウム、コチョウランといったランで華やかさを出し、プリムラやエラチオールベゴニアが色どりを添えてくれています。

ちょっとホワイトデーも意識したガーデンで、男らしさとラブリーさも出しているつもりですが・・・。

一番下の画像の建物の前にはアジサイが植えられています。

アジサイといえば梅雨の季節なのに、もう咲いてる。って、1月ぐらいから園芸店やホームセンターでも見かけますね。冬咲きのアジサイで、室内で育てていれば冬に咲きます。タイワントキワアジサイという常緑のアジサイとの交配種なので、6月に見るアジサイとはちょっと違うんです。

大温室内も浜名湖花博2024の準備に取りかかるため、この展示はホワイトデーより1日早い3月13日までの展示ですが、それ以降も作業しているところ以外は温室内観覧できます。

 

浜名湖花博2024に合わせてリニューアルしたガーデン「はなのはら」は今こんな感じです。

スイセンやアネモネ、シラーなどの球根類が咲き始めています。

球根類と宿根草(多年草)を主に使ったサスティナブルなガーデン。

宿根草も日本の野草やその園芸品種を取り入れ、ここの気候に合った、できるだけずっと居続ける植物たちを選んでいます。

冬の間は寂しいので、プリムラ マラコイデスやビオラといった1年草を取り入れ、色を出していますが、これから暖かくなれば球根たちが次々に咲き、宿根草はぐんぐん大きくなり、次々と植物同士でバトンタッチしながら花のリレーが続いていきます。

これから花に合わせて昆虫たちも訪れ、日々移り変わるガーデン。日によってだけでなく、時間によっても装いを変えます。夕暮れ時、オレンジ色の光がいい位置から差し込み、ノスタルジックなガーデンへと移り変わります。夜間開園期間中は夕暮れ時も開園しています。ぜひ、ご覧になってください。オススメです。

ホワイトガーデンではラナンキュラスが咲きはじめ、クリスマスローズが花盛りです。

その他園内では、トサノミツバツツジやサンシュユなどが咲いて、もうすぐ春ですね。

春を感じにフラワーパークへ足をお運びください。

スタッフ一同みなさまのご来園を心からお待ちしております。

パーク管理課 徳増

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