更新日:2025.05.28

梅雨前の園内

先日、沖縄と九州の梅雨入りが発表され、ここ浜松の天気も前線の影響から曇りや雨の日が多くなってきました。

最近の浜松の天気のような、梅雨入り前に降り続く長雨のことを「卯の花くたし」と言うそうです。「卯の花」はウツギを指し、ウツギの花を腐らせるほどに長雨が降り続くことから、このように言われるようになったとか。季節ごとのちょっとした天気の模様を表した美しい言葉を知ると、先人の四季を楽しむ心の豊かさに感心するとともに、日本人に生まれてよかったなと思います。

さて、今回は園内の花壇を中心にご案内します。

スマイルガーデンでは、ペンステモンやセントランサスなどの初夏に咲く宿根草類が見頃です。

宿根草がメインに植栽されたガーデン「はなのはら」では、日を追うごとに花を咲かせる植物が増えてきました。春から秋まで季節ごとに移り変わる景色を魅せるガーデンではありますが、これから6月にかけて開花を迎える植物が多いので、一年の中で最も色彩豊かな景色がご覧いただけます。

日本庭園のテラス池の近くではヘメロカリスが咲いています。

皆様のご来園をお待ちしています。

パーク管理課 大石

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