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更新日:2020.09.06

秋の気配と夏の空

みなさんこんにちは。

暑さの厳しい8月が終わり、9月になりました。

暑さと日差しはまだ衰える気配ありませんが、このところ日没が少し早まってきたように感じられ秋が近づいているような気がします。

今回は、夏と秋のはざまで花を咲かせている植物を紹介します。

まずはサルスベリです。

2020.09.06 sarusuberi.jpg
青空にピンクの花がよく映えます。

サルスベリの別名は「百日紅」といい、開花期が長いことが特徴です。

園内では各所に植えられていて、一部花が落ち始めているものもありますがまだまだ楽しむことができます。

こちらはヒガンバナです。

2020.09.06 higannbana.jpg

梅園では早咲きのものが少しずつ花を咲かせ始めています。

これから10月にかけて最も馴染みのあるヒガンバナであるリコリスラジアータやシロバナマンジュシャゲが見られるようになります。

ヒガンバナは梅園や花菖蒲園他で見ることができます。

こちらはアーコレードです。

2020.09.06 a-kore-do 2.jpg

この桜はイギリスでオオヤマザクラとコヒガンザクラとの交配で生まれた桜です。

イギリスでの開花時期は春なのですが、日本では環境条件によるものなのか春と秋に咲く2季咲きの桜になっています。

2020.09.06 a-kore-do.jpg

似たような開花時期の桜にジュウガツザクラもありますが、アーコレードのほうが花が大きく花色が濃い特徴があります。

園内では芝生広場休憩所の裏手に植えられています。

最後はオケラです。

2020.09.06 okera.jpg

昆虫のケラではありません。

オケラはキク科オケラ属に属する植物で、特徴は何といっても蕾を包むように生えている魚の骨のような棘でしょう。

この部分は苞葉といって、葉が花芽を保護するように変化したものです。

開花はもう少し先ですが特徴的な植物なので取り上げてみました。

園内ではフラワートレイン浜名湖ゲート停留所前の散策道を登って左側最初の山道を進んだ途中に自生しています。

9月に入りましたがまだまだ暑さが続きそうです。

熱中症対策をしたうえでこまめに休憩を取りながら散策していただけると幸いです。

皆様のご来園をお待ちしております。

パーク管理課 池野

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