-スタッフブログ-STAFF BLOG

更新日:2020.04.29

4/29 GWに見頃の花たちを写真でお届け致します!!

ソメイヨシノの花が終わり、新緑が美しく、清々しい季節となってまいりました。

はままつフラワーパークの花たちは、八重桜からフジへとバトンタッチする季節を迎えています。

例年でしたら多くのお客様にご来園いただき、大変にぎやかな園内ですが、今年は新型コロナウイルスの影響により5月6日まで閉園させていただくことになりました。

はままつフラワーパークは現在休園中ですが、園内はフジやツツジを中心とした花たちでとても華やかです。

みなさまに、私たちの大切に育てた花を見ていただきたい。きれいに咲いてくれている花たちを見て、少しでも多くの方に明るく元気な気持ちになっていただきたい。

そんな思いで、春爛漫の園内の写真を撮り、春をみなさまにお届けできればと思いました。

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エントランスを入り、まず最初に迎えてくれるのが、大物盆栽たちです。新芽が伸びだしておりとても強い生命力を感じますね。樹齢100年を超えるような堂々とした盆栽からは、どんな困難にも負けない強い力をもらえるような気がします。

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三角絵花壇には、はままつフラワーパークのロゴやマスコットキャラクターの「ふらまる」、はままつフラワーパークの代表的な花である桜とチューリップが描かれています。中央の花壇は2020年で、はままつフラワーパークが開園50周年を迎えることを表す「50」の文字が描かれています。周囲のピンク色のヒラドツツジと合わさってとても華やかです。

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今年の春に完成したばかりの「ふらまる」のモザイカルチャーです。周囲の花壇と背景の青空の中に座る姿が、ほのぼのとしてとても癒されますね。

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こちらも今年からお目見えすることになった「ホワイトガーデン」です。当園のスマイルガーデンのデザインもしてくださった吉谷桂子先生のプロデュースにより植栽されています。様々な種類の白い花の植物が植栽されており、中央には傘仕立てのシロフジが植栽されています。

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「ホワイトガーデン」の後方にある「フジの虹のトンネル」です。紫、ピンク、白などのフジが並んで植えられており、トンネルを歩いて進んでいくと段々と色が変わっていくように植栽されています。少しずつ蔓が伸びて、花が多く咲くようになってきました。

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こちらは、ノウゼンカズラ科の「イペ」という木の花です。トランペット状の黄色い花が束になって咲き、青空によく映えます。

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花畑の花壇はチューリップが終わり、新しい花壇へと生まれ変わりました。まだ花があまり咲いていませんが、これから夏に向けて鮮やかな花をつけてくれます。この場所は、5月1日より親子ミニガーデンコンテストの会場になる予定でした。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむを得ず親子ミニガーデンコンテストの開催を中止とさせていただきました。コンテストで使用予定だった苗を使用し、花壇をデザインいたしました。新型コロナウイルスが終息し、開園した際には是非ご覧ください。

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梅園から花畑へ続く坂の途中では「カラー・エチオピカ」が純白の花をつけています。厳格には花に見える白い部分は苞と呼ばれる葉の変化した部分で、中央の黄色い棒状のものが花の集まりです。別名は「オランダ・カイウ」といい、江戸時代にオランダから持ち込まれたことに由来しています。

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こちらは遅咲きの八重桜で「関山」という品種です。日本で最もよく植栽されている八重桜です。八重桜並木は、だいぶ見ごろを過ぎてしまいましたが、中でも遅咲きの品種の見ごろはまだ続いています。

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山林内にあるつり橋周辺は、今の時期の隠れたフォトスポットです。ツツジの咲く谷の上に架かるつり橋を見られるのはこの時期だけです。はままつフラワーパークを訪れたことのある方でも、山林内を歩いたことのある方はあまり多くないはずです。山林内を歩くといつもとは違った角度から園内を見ることができますよ。今年は、ご覧いただくことができないかもしれない景色ですが、毎年この時期に咲きますので、覚えておいてくださいね。

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珍しい八重フジの棚も見ごろを迎えております。藤の中では最も濃い紫色をしており、重なった花弁が房状にぶら下がり、ブドウのようにも見えますね。

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ハナショウブ園の横には菊桜の並木があります。花弁が100枚以上あり、遠目にはピンクのボールのように見えます。当園では最も遅く咲く桜です。

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シロフジ棚の周辺にはオオデマリが見ごろを迎えています。アジサイのような花をつけますが、オオデマリはスイカズラ科で、アジサイ科のアジサイの仲間ではありません。

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シロフジの棚はまだ咲き始めです。5月7日から開園することができればお客様にお見せすることができそうです。

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ナガフジの棚は現在見ごろの真っ最中となっております。棚の下を歩くと、風が吹き抜ける度に甘く優しい香りが漂い、薄紫色の藤の花が波を打つように風になびいています。

フジの花はこの季節のために年間を通して多くの労力と手間をかけて育てています。フジの木の晴れ舞台ともいえる季節をみなさまにお届けできないことは、私たちスタッフにとっても、痛恨の極みです。それでも、また来年もたくさんの花をつけてくれるようにと私たちは管理を怠ることはありません。たくさんの花をつけてくれるフジの木のため、そしてもちろんそれを楽しみにしてくださるお客様のためにもです。

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ここからは「スマイルガーデン」周辺の花たちを紹介いたします。スマイルガーデンとフジ棚周辺はまさに今のゴールデンウイーク周辺の時期が見ごろとなっております。後方にはナガフジ棚があり、シロフジの庭木仕立てを中心としたスマイルガーデンの花壇はまさに「百花繚乱!!」様々な花が咲き乱れております。

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スマイルガーデンでは、遅咲きのチューリップも見ごろとなっています。全体がフリルのようなパーロット咲きのチューリップや、花の直径が20cm近くもあり、まるで巨大な牡丹の花を思わせるような八重咲の品種。一つの球根からたくさんの花をつける枝咲きの品種などがあり、どれも個性的で、チューリップには見えないようなものもたくさんあります。

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スマイルガーデンではこのほかにも様々な花が咲いており、歩き進めるほどに色が変わっていく景色を楽しむことができます。

たくさんの花が咲く園内ですが、今は写真でしかみなさまにお届けすることができません。

季節はもうすぐ初夏を迎えますが、いまだ新型コロナウイルスの感染拡大は続いておます。

今はとても辛く苦しい時期ですが、みんなで力を合わせてこの苦難を乗り越えていきましょう。

この写真を見て少しでも明るい気持ちになっていただければ幸いです。

そしてまた、園内でお客様のたくさんの「笑顔の花」の咲く日が一刻も早く来ることを、スタッフ一同、心より願っております。

パーク管理課  河合

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