更新日:2020.02.11
一足早い春の訪れ
みなさんこんにちは。寒さが身に染みる日々が続いていますがどうお過ごしでしょうか。
今回は、見るだけで寒さも和らぐような春の訪れを感じさせる花々を紹介したいと思います。
まずは、春といえばサクラ!ということで園内で最も早く咲くカンザンジザクラからです。
カンザンジザクラは、フラワーパークが開園して間もなく蒔かれた沖縄のカンヒザクラの実生から、特に開花時期の早かった36本を選抜育種したサクラです。
名前の由来ははままつフラワーパークのあるここ、舘山寺町から。
カンザンジザクラと纏められていますが、花色や開花時期に多少の差があり、見ていて飽きの来ないサクラです。
ローズガーデン手前から早咲き桜園に入ってすぐの山道沿いに植えられています。
次は、セツブンソウとフクジュソウです。
セツブンソウの和名は節分草。その名の通り節分の時期に2㎝程の白い小さな花をつける小型の多年草です。
白く可憐な花ですが、5枚の花弁に見える部分は実は萼片で本物の花弁は退化して蜜腺になっちゃってます。
こちらはフクジュソウです。
4㎝程の黄色い花をつけ、花期が速いので正月用の鉢植えとして用いられることも。和名は福寿草と正月祝いにぴったりのとてもめでたい名前です!
実はセツブンソウとフクジュソウどちらも初夏のころには地上部は枯れてしまいます。早春から春の間にしか見られない儚い植物なんです。
2種とも桜園北西側の斜面に群生しています。
最後は、シャクナゲモドキです。
樹性や花はツツジ科のシャクナゲに、葉はトウダイグサ科のユズリハに似ているマンサク科の面白い植物…それがシャクナゲモドキです。
2月下旬から3月にかけてピンク色のきれいな花を多数咲かせるかなり見ごたえのある樹木です。
まるで春の訪れを祝福してくれているようですね。
大温室前停留所ロータリー内に植えられています。
いかがだったでしょうか。
フラワーパークの早春を彩る花々に興味を持っていただけたでしょうか。
一足早い春を感じにフラワーパークへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
スタッフ一同皆様のご来園を心よりお待ちいたしております。
パーク管理課 池野