更新日:2019.12.14
温室のイルミネーション
朝はそれなりに冷え込みますが、風もそれほど強くなく、日中は暖かくて年の瀬って感じがしない今年。でもそれは、イルミネーションを見るには好都合。寒さに震えながら小走りで温室へと入る光景が見られない今冬は、今日もたくさんのお客さまが来園されています。
大温室クリスタルパレス内の様子です。
これまでこのような写真は撮れませんでした。
何回か来られている方はご承知とは思いますが、今年の3月からパティオの後ろの壁がなくなりました。
そのため、上から吊り下げられている照明越しで大ツリー、ポインタワーが入る写真が撮れるようになりました。
これまで、壁の窓の間から「ここから見える景色けっこうきれいだな」と思っていましたが、これからはバツンと、パティオから眺めることが出来ます。
今日はコンサート開催日なので、絶好のロケーションであるコンサートステージは塞がれていますが・・・。
ちなみに昼はこんな感じ。
この奥にあるのがコンサート会場。
外国行くとクリスマスマーケット会場とかで開催される、コンサート広場をイメージしました。
でも、これだけのポインセチアを前にコンサートが開かれるなんて、いいシチュエーションだと思いませんか。
またまた昼間はこんな感じです。
今年はこんなのも登場しました。
テーブルの後ろの壁は大きなアドベントカレンダー。中には花のタネ、ハーブティー、ドライフラワーなど植物園らしいものが入っています。お菓子ではありませんよ。
でも、取っちゃうと形が崩れるので、その日が来ても取る楽しみのないアドベントカレンダーです。
テーブルにはいろいろなハーブやスパイスが入った小瓶で装飾。ハーブのお勉強にもなります。
他にはこんなフォトスポットがあります。写真撮影をどうぞ。
ついでに昼間の温室内。バリガーデンに咲く花もご紹介。
バンダです。東南アジア原産で、樹木などに根を伸ばしてひっついているランなので、根っこむき出し状態で育てられます。花と一緒に生き生きとした太い根もご覧ください。
アリストロキア トリカウダタです。もうこのブログではおなじみになりました。毎年この時期に出てくるエイリアンです。変わった花形をしたものが多いウマノスズクサの仲間で、メキシコ生まれです。
アマゾンユリも咲いています。ペルーやコロンビアのアンデス山系の原産で、ユリに似ているから「ユリ」という名前がついていますが、ヒガンバナの仲間です。
ヘリコニア プシッタコルムです。この色合い結構好き。
これまた南アメリカの北の方原産で、他にもヘリコニア ペンデュラも咲いています。
さらに外のイルミネーションも
久しぶりに書いて欲張ってしまったので、長くなってすみません。
ここまで見てくださってありがとうございます。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増