更新日:2019.06.29

6/29 梅雨に咲く初夏の花たち

梅雨らしいジメジメした天気が続いておりますが、園内の花たちは梅雨空にも負けず咲いております。

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白藤棚の前の池では半夏生が咲いております。夏至から数えて11日ぐらいの7月上旬の5日間を半夏生といい、この時期に花が咲くことからこの名があります。虫媒花といって虫を誘うために目立つようになったともいわれています。真ん中の白いひも状のものが花で、白くて目立つ部分は葉っぱです。

また、葉っぱの表の半分だけが白くなることから、「半化粧」と呼ばれたりもします。

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また、池の反対側の休憩所の横では、常緑ヤマボウシが見ごろを迎えています。

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園内では、アガパンサスやヘメロカリスといった花たちが梅雨空に負けずに咲いています。

ヘメロカリスは1日花で一つの花が1日で終わってしまいますが、1本の茎からたくさんの花が咲くので、長く楽しむことができます。

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展示プラザの周辺では、ツツジ科のスズランの木が開花しています。花がスズランのように連なって咲くのが特徴で、秋には真っ赤な紅葉がとても美しい木です。

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水鳥の池では、古代ハスも咲き始めています。開花は8月中旬ごろまで楽しめますが、昼過ぎには花が閉じてきてしまうので、観賞される時間帯は午前中をお勧めします。

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大温室では運が良ければ月下美人が咲いています。咲いた日にのみ展示しています。

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こちらは株分けが終わったばかりのハナショウブ園です。6月25日から3日間かけて30人以上のスタッフが総出で株分け作業を行いました。

ハナショウブは3年に1回程度は株分けが必要な植物で、来年の開花に向けて今からもう準備を始めているのです。

当園のハナショウブ園は、3年ごとに場所を決めてローテーションで株分け作業を行っています。

浜名湖花フェスタ2019も残すところあと2日になりました。

今年も多くのお客様にお越しいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちスタッフは、自分たちが大切に育てた植物の咲いている花を観て、笑顔になってくださるお客様から元気をいただき、日々の仕事に励んでいます。

年々、外国からのお客様も増えてきているように感じられます。

いつか、世界中の方からはままつフラワーパークが世界一と言っていただける植物園になるように頑張っていきたいです。

浜名湖花フェスタ2019の閉幕後は、2020年のフラワーパーク開園50周年に向けて、いくつかの大規模な工事が入る予定です。

皆様には、ご迷惑をおかけすることが多々あると思いますが、ますます魅力的になっていくはままつフラワーパークのため、どうぞご協力をお願いいたします。

パーク管理課  河合

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