更新日:2019.06.17
温室の花たち
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梅雨の合間のいい天気。夏前のさわやかな風が吹き、植物たちはつかの間、ジメジメから解放されたことでしょう。
さて、これからは温室の熱帯の花たちが次々と咲いていきます。
今咲いているものから、これから見ごろとなる温室の花を紹介します。
ヘリコニア ビハイ(Heliconia bihai)と
ヘリコニア ロストラータ(Heliconia rostrata)です。
ともにバリガーデン内のランが展示してあるところからバリの守り神「ラクササ」の石像の間に植えられています。
ロストラータは葉の裏側に垂れてしまっています。横へ廻ってみてください。
赤、黄色、緑の熱帯にふさわしい色。鳥のくちばしにも似た形ですが、英語はLobstar Claw。ロブスターの爪ですって。
ヒメアリアケカズラ(Allamanda neriifolia)です。熱帯アメリカ原産でブラジルカラーの?鮮やかな黄色の花がバリガーデンの南側で咲いています。意外にも(僕的には、最初に知ったときはビックリしたもんです)、とげとげのハリセンボンを小さくしたような実をつけます。
コクリオステマ オドラティッシムム(Cochliostema odoratissimum)、爽やかなブルーの花が咲いています。
同じくバリガーデンで、先に紹介したヘリコニアの向かい側に植栽されています。
大型のツユクサの仲間ですが、ツユクサといわれても花の色が似てるぐらいで、全くピンと来ないぐらいの大型です。
オオバナサルスベリ(Lagerstroemia speciosa)の花が咲き始めました。
ガーデンシアター内のボーダーガーデンとサンクンガーデンの間に植えられています。
健康茶として知られているバナバと言った方が分かる人も多いでしょう。
円錐状に咲く大きなピンク色の花は見ごたえあります。
下の花壇を見ていると見逃してしまうかもしれません。温室内では上も下もいろいろ眺めてみてください。
他にもバリガーデン内ではハメリアやブーゲンビレアなどなど、いろいろな花が咲いています。
これから咲いてくる熱帯の花もお楽しみに。
みなさまのご来園をスタッフ一同、心からお待ちしております。
パーク管理課 徳増