更新日:2025.12.18

クロチク(黒竹)

イネ科の「クロチク」は、中国原産のマダケの一種です。
黒い幹(かん)は、一年目は緑色ですが、二年目以降に黒色になるのが特徴で、その美しい色と、マダケに比べて太さが細く、細工に適していることから筆の軸や民芸品などにも利用されています。
当園では開園当初から植栽されていて、開花は今回が初めてです。
一般的に孟宗竹の開花は60年、真竹の開花は120年周期と言われており、今回の「クロチク」も120年に一度くらいの開花周期ではないかと言われ、大変貴重な花となります。(ご覧いただけるのは12月いっぱいくらいまで。)
竹は花が咲くと枯死するため、この貴重な機会にぜひご覧くださいませ。

梅園の坂を下りて左上に向かう「トレッキングコース」沿いでご覧頂けます。

11/下旬:咲き始め

12/18:開花中

12/18

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