更新日:2014.08.17
変わったお花
なんだか、すっきりしないお天気が続きますね。夏らしいカラっとした暑さと日差しはどこへやら…
そんな中、にょきにょきと出てきたお花をご紹介しましょう(^−^)
ナンバンギセル(Aeginetia indica ハマウツボ科)
ナンバンギセルは、葉緑素がないため光合成ができません。そのため、ほかの植物(イネ科など)に寄生して、そこから養分をとり生育します。
夏〜秋に開花し枯れる1年草です。
当園では、タカノハススキやイトススキに寄生しています。クリスタルパレス入口付近に展示されています。
サギソウ(Pecteilis radiata ラン科)
日当たりのよい平地や湿地に自生する日本原産の野生のランです。かつては北海道・青森を除いた全国に分布していましたが、今では自生しているものがほとんどなく、準絶滅危惧種に指定されています。
名前の通り、まるで鷺が羽を広げている姿のようですね。かわいらしいお花です(*^_^*)
こちらもクリスタルパレス入口、ナンバンギセルの隣に展示してあります。
レウコフィルム(Leucophyllum frutescens ゴマノハグサ科)
北米南部原産で耐寒性があり比較的、乾燥に強い植物です。紫色のお花もいいですが、常緑樹でシルバーの葉っぱもカラーリーフとして楽しめます。
これはクリスタルパレス出口のすぐ横にあります。
お盆も過ぎてだんだん涼しくなってくるはずですが、今年の9月もまた残暑が厳しくなるのでしょうか…
体調管理にはお気を付けくださいね。
みなさまのご来園を心よりお待ちしております。
パーク管理課 江塚