アジサイ2022.5.29
露を含んでしっとりと咲くアジサイ。 花に見えるのは美しく色着いた‘がく’で、中心にある本当の花は小さくあまり目立ちません。 うっすらと緑を帯びたつぼみから次第に色が変化していくことから、別名「七変化」とも言われます。 酸性の土壌では青味が強く、アルカリ性では紅色が強くなる性質があります。 はままつフラワーパークには、 西洋アジサイ約50品種3,000株からなる 長さ600mのアジサイ並木があります。 6月中旬から下旬にかけて、白、青、ピンク、紫など様々な色に園路を染め上げ、梅雨の季節を鮮やかに彩ります。 また 最近は、欧米で改良された華やかな西洋アジサイが目にとまりますが、日本のアジサイもひとあじ違った魅力があります。 園内ほぼ中央にある野生アジサイ園では日本各地から集めたヤマアジサイや、伊豆地方に自生するガクアジサイなど約40種類500株がご覧いただけます。(6月上旬~中旬) 周りの自然に溶け込んだ可憐な日本のアジサイ。 派手さはありませんが、楚々とした美しさが魅力です。 ※映像は5/29の朝撮影した紫陽花の一部です。